AXNにブロックノイズ/CS-IFの電波干渉

CS311チャンネルのAXNが不安定でブロックノイズが出るようになった。天候のせいだと思ったが、CS310のスーパードラマやCS312のFOXチャンネルは安定である。
東芝のRD-XV81(VHS+DVD+HDD)が古くなったのでパナのDMR-BWT560(BlueRay+HDD)に変えて二週間程度である。RDではこの現象に気付かなかった。
はじめ、RD-XV81に比べてDMRの受信感度が低いためかと思った。AXNの電波が他チャンネルに比べて弱いのではないかとも疑った。(アンテナは我が家ではなく、フレッツテレビあるいはスカパーが関東のどこかに設置しているらしい。台風の時乱れることがある。)
2年前にフレッツテレビにしたときのチェックで、CS視聴にはブースタを付けた方がよいと指摘されていたこともあり、今回ブースターを付けてみたが、効果はあるものの完璧ではない。DMRの受信アンテナ設定の機能で、信号レベルをチェックすると、AXN受信時は大きく変動していた。
結局、電波干渉が主因らしく、ブースター追加の上、アルミ箔で分波器を包むとほぼ安定になった。(録画機のコネクタの接触具合も少し影響する。録画機の置き場所を変えると変化する。)

以下の情報がスカパーの安心サポートサービスにあった。

以下のチャンネルが、急に映らなくなったり、画面にブロックノイズが出る場合、電波干渉の可能性が考えられます。

   ●290 TAKARAZUKA SKY STAGE
   ●305 チャンネル銀河
   ●311 AXN
   ●333 アニメシアターX(AT-X)
   ●343 ナショナル ジオグラフィック チャンネル
   ●353 BBCワールドニュース

これらはND-16という周波数帯12.55375-12.58825GHzである。
コードレスホン(親機、子機)がDECT 1.9GHz方式の場合干渉するという。DECTの1.9GHz帯は1,893.5MHz~1,906.1MHzである。

12GHzと1.9GHzがなぜ干渉するのかと思ったが、
ND-16は衛星電波としては中心周波数(搬送波)12.571GHzであるが、受信アンテナに周波数10.678GHzの局部発信器があり、混合して中間周波数に変換されてCS-IFとして伝送されるようになっていた。ND-16の周波数は 12.571-10.678=1.893GHz に変換されて同軸ケーブルを通っているので、確かに1.9GHz帯との干渉が起こり得る。

しかし、我が家の電話のコードレスは2.4GHz帯を使っていて、干渉とは関係ない。隣家の電波なのかもしれない。