ノートパソコン 休止失敗の原因はSkype

ideapadは電源スイッチを押すと休止状態になる様に設定しています。
ところが、9月末頃から電源スイッチを押しても休止状態への移行動作に失敗するようになりました。

画面はすぐ消えますが、停止するのに10分以上掛かってしまい待っていられません。翌朝 電源を入れると復帰に失敗し、セーフモードで起動するか通常の起動にするか、起動方法を選ぶ画面が出ます。

最近多いWindows Updateによる隠れたダウンロード動作のためかとも思いましたが、頻度が多すぎます。

BlueScreenView.exeでクラッシュ原因を調べると、ntkrnlpa.exeの動作中にクラッシュしたと指摘されます。しかし、Web情報に書かれていたその対策「PAEをデフォルトにする」は無効でした。

以前から電池が劣化してきており、電源オプションのウインドウを見ると、「バッテリーを交換してください。バッテリーに問題があるため、コンピュータが突然シャットダウンする可能性があります。」という警告が出ていました。しかし、電池交換しても問題は解決しません。

そうこうしている内に偶然「Skypeをログアウトしていれば正常に休止できる」ことを発見しました。

Skype Blue Screen Hibernationで検索するとSkype CommunityにSkype v5+ causing Windows 7 to Bluescreen upon Sleepという英語のページが見つかり、以下の情報が得られました。

  • Internet explorer9とのコンパチビリティの問題(バグ)
  • 5.1.0.104以降で発生(最新の5.5.0.124でも未解決)
  • 5.0.0.156まで戻すとOK

IE9にアップデートしたのは、9月28日でしたので、異常が出始めた時期と一致します。

Skype5.5.0.124をアンインストールして5.0.0.156をインストールすると、正常に休止できるようになりました。
(旧版の再インストールの際、アンインストール済みにもかかわらず「より新しいバージョンがインストールされています」というエラーになり、「ツールバーのインストールに失敗しました」と表示されましたが、実際には5.0.0.156に戻っていました。)

しかし、その後Skypeがいつの間にか最新版に自動アップデートされてしまい、異常が再発しました。自動アップデートを禁止したいところですが、結局当面はログアウトしてから休止させるしかなさそうです。

追記:本件は12月末時点で既に解決。 Windows Updateによる更新の結果と思われる。