Windowsアップデートの失敗でタッチパッドが無応答に

10月21日(土)の蔵前科学技術セミナーから帰った夜からだと思うが、Windowsのアップデート後タッチパッドが動作しなくなった。USB接続のマウスやトラックボールは動作する。外付けのデバイス無しでは使えない状態になってしまった。
PCを再起動させると最初はタッチパッドが動作していて、Windowsが立ち上がると無応答になるので、ハードウェアの問題ではない。
デバイスマネージャでマウス等のデバイスドライバー(I2C HID デバイス)を見ても正常に動作していると表示される。

2時間かけてディスクバックアップを取り、「前のバージョンのWindows10に戻す」を実行したところ、意外にも短時間(多分1、2分程度)で前のバージョンに戻り、タッチパッドが復旧した。

どうやらWindows10 バージョン1709にアップデートする更新前の処理で失敗してタッチパッドが異常になっていたらしい。

しかし、「1709のインストールに失敗しました」という表示は日付が10/18となっていて、10/21の昼間まではタッチパッドが動作していたので、アップデートの履歴表示と動作不良が始まったタイミングが対応しない。


10/21や10/22にインストールに失敗したという履歴は表示されなかったのだが、何かアップデートされた記憶はある。何がどう失敗したのか分からないが、前に戻す動作で復旧したことから、アップデートが関係あることは確かである。

バージョン1709は大きなバージョンアップでWindows 10 Fall Creators Updateと呼ばれている。

このバ-ジョンアップを実行すると、またタッチパッドの異常を引き起こす危険が有り抵抗感があったが、だめならまた前のバージョンに戻す覚悟でインストールしてみた。

初めに日本語入力の互換性が無いという警告が出たが、結果的にバージョンアップ後も日本語入力は無事だった。この警告後どんどんインストールが進むと思ったら、アップデートが実は前処理と本体の更新の2段階に分かれていて、インストールする準備をしていますという表示が長く続いた。その間更新情報のダウンロードが続いていたようだ。


途中に自動再起動もある時間の掛かるアップデートだったが成功し、タッチパッドも今度は影響を受けなかった。