インターネット回線の解約月は申し込み月か工事月か

我が家のAUひかりは2年契約でした。2年契約期間中にインターネットサービスを解約した場合、契約解除料金9,975円が発生します。ただし、契約更新月だけは解除料金が無料になります。これを考慮して、AUひかりにしてから丁度25ヵ月目の4月に切り換えることにしました。

2月末にNTT東日本に申し込みました。工事日は4月3日としました。インターネットプロバイダーは従来通り、Biglobeを続けることにしました。

ところが、工事の翌日になって、Biglobeの方から下記の通知メールが来ました。

このたび、お客さまより「BIGLOBE光 auひかり」コースから他コースへのコース変更のお申し込みをいただきました。
このコース変更のお申し込みによりまして、「BIGLOBE光 auひかり」が解約となりますが、契約更新月以外でありましたため、お客さまには以下の契約解除料が発生いたします。
なお「BIGLOBE光 auひかり」サービスは、お申し込みいただいたコースへ変更となるまでご利用ができます。

【コース変更申込日】  2012年2月28日
【契約更新月】     2012年4月
【契約解除料】     9,975円

そこで、申込日でなく、工事をする月が契約更新月であればよいはずだとまず反論をしました。

「---実際にNTT東日本の利用に切り替えたのは、この4月3日ですから、この日まで前の契約のコースを使ってきて、月単位で4月分まで利用料を払うわけですから、契約解除料は発生しないはずです。」

ところが、相手は 契約解除料を発生させないためには、契約更新月にコース変更の手続き取る必要があると言ってきました。つまり、工事日は関係ないと言うのです。

そこで以下のような反論をしました。これに対する直接の反論はなく、解除料は不要になりました。

「今回、フレッツTVが便利であるため、更新月をねらってauからNTT東日本に光回線を切り換えることにしました。2月末に申し込んだのはNTT東日本のキャンペーンが2月末締め切りだったからです。(キャンペーンがなくても3月末までには申し込んでいたでしょう。)工事は更新月の4月3日としました。

このとき、プロバイダーも新規にNTT東推奨のBroadAceなどにするのであれば、この時点でBiglobe にコース変更の連絡が行かなかったはずで、定期契約更新のお知らせ(4月3日に受領した案内メール)に従って、これから退会の手続きをすることになったと思います。この場合は契約解除料は発生しません。

Biglobeは替えない、更新月に回線をau光からフレッツ光に替える、したがってNTT東には早めに工事を依頼し、auにはフレッツ光が開通してから、やめることを申請すればよいと考えていました。
ところが、Biglobeを続けることにしたため、Biglobeのコース変更という扱いになり、別のプロバイダーに乗り換えるのとは違う処理になったと思われます。

4月にコース変更するというのを2月に連絡すると契約解除料9,975円が発生し、4月になってから今月コース変更すると連絡すると、契約解除料が発生しないというのは論理的に筋が通らないと思います。」

Biglobe側は、申込日をもって契約解除になると言い、実際の工事日を無視していますが、変更後の契約は工事後に始まるので、その間が無契約状態になってしまいます。
4月に工事と指定しているのに、工事前の2月で解約になってしまうのはおかしな話です。
システム的に工事日の情報がうまく処理されていないのではないかと思われます。
申込日が重要で、実際の工事日は関係ないのなら、そのことを明記するべきでしょう。