QHMからWordPressへの移行
一昨日4月20日にホームページをQuick Homepage MakerからWordPressベースに切り替えました。Vektor社の無料テーマLightningを使用しました。
北研がQHMやhaikの開発をやめたのは、無料で提供される優れたwebサービスが出てきたため、従来スタイルではビジネスの継続が困難になったと判断したためのようです。
昨年Jimdo、Strikingly、Mediumの3つの無料サービスを試す機会がありました。いずれも海外製です。Jimdoはほぼ完全に日本語化され,操作が分かりやすく総合サイトが簡単に作れ,ブログも追加できます。Strikinglyは1枚の縦長のページしか作れませんが,1つのアカウントで別のサイトを作ることが無制限にできます。見本のコンテンツが英語ですが,メニューは日本語対応しており,分かりやすくスタイリッシュです。Mediumは極めてシンプルなブログに見えますが,SNSに似た読者を集める独自の仕組みがあり注目を集めています。しかし、日本語化が道半ばです。
これらと既に使用経験のあるWordPressとNetCommonsを比較した結果、結局、Quick Homepage Makerから個人サイトを移行するならWordPressが一番という結論でした。
QHMのままでも当分支障なかったのですが、WordPressで色々試すには、自分のサイトに使って慣れる方がよいということもあり、年初から移行作業を始めました。
元のホームページはレンタルサーバーのルートディレクトリーにQuick Homepage Makerをインストールして作っていました。元のサイトを公開したまま、WordPressに移行するため、WordPressはサブディレクトリ/wpにインストールしました。元のページの内容をコピペでWordPressのページに写してから画像をメディアのライブラリにアップロードし直し、リンクを修正しました。見出しの<h2 id=”xxx”>などQHM用でWordPresssでは無意味な id指定 は削除し、シンプルな<h2>に修正しました。
一番の悩みは、数式の多い文書をどう取り扱うかでした。QHMでも数式の画像が今一つ不鮮明でした。元のワードの文章をpdf化すると鮮明です。pdf化して、Embed Any Documentというプラグインでpdfを表示させることにしました。
最後に新サイトへのアクセスをhttps://ecd-assist.com/wpではなく、/wp無しの元のURLでアクセスできるように修正しました。これはWordPressのダッシュボードの「一般設定」にある「サイトアドレス」の指定を
https://ecd-assist.com/wp ⇒ https://ecd-assist.com
と変更するだけでは不十分で、/wpに有る2つのファイルindex.phpと.htaccessをダウンロードして修正し、ルートディレクトリに置きます。
index.phpの修正は
require( dirname( __FILE__ ) . ‘/wp-blog-header.php’ ); ⇒ require( dirname( __FILE__ ) . ‘/wp/wp-blog-header.php’ ); |
.htaccessは2箇所修正
# BEGIN WordPress
RewriteEngine On # END WordPress |
この修正方法は「サブディレクトリにインストールしたWordPressをルートディレクトリ表示に」でWeb検索するといろいろ情報が見つかります。